Hampton Hawes ハンプトン・ホーズ リーダー作③ 1971~1976

48歳で亡くなってしまったホーズ。70年代が最後の時期になります。70年代らしい曲、70年代らしいエレピの使用など、ホーズは様々なスタイルの演奏をしました。そして、最晩年にはアコースティックで、ストレートアヘッドな盤を遺しました。まだまだ活躍してほしい人でした。


LIVE IN MONTREUX '71 / Hampton Hawes

1971.6

JAS

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★★

Hampton Hawes(p), Henry Franklin(b), Michael Carvin(ds)

ヘンリー・フランクリン、マイケル・カービンという強力なメンバーを得てモントルー・フェスに出演した記録。バカラック曲ジス・ガイは必聴

ヘンリー・フランクリン、マイケル・カービンというより自由度の高いメンバーと組みスイス、モントルー・フェスに出演した記録。カービンは、MCから“ハリケーン”と呼ばれており、その爆発力がすごい証拠だと思う。前作「ハイ・イン・ザ・スカイ」のルック・オブ・ラブに続き、同じバカラックの①ジス・ガイ、の20分超の名曲の名演を残している。メロディも演奏も70年代の雰囲気が満載だと思う。(hand)

一聴、かなりフリーキーに前進したイメージがあったが、やはり彼のソロはメロディアスな味わいがある。やはりこれも彼らしい個性だと思う。(しげどん)



JAZZ MEDIA / Hampton Hawes Featuring Peter King (未CD化)

1971.8

Music De Wolf

おすすめ度

hand      ★★★★

Hampton Hawes(p,perc), Peter King(as), Henry Franklin(b), Michael Carvin(ds)

英アルトのピーター・キングを迎えた意欲作

「ホーズ・フィーチャリング・ピーター・キング」となっているが元は英コンポーザー、ジョニー・ホークワースの「アングロ・アメリカンン・ジャズ」というタイトルの盤。なので全曲この人の曲だ。ただ、悪い曲ではなく、どちらかと言えばジャジーでいい曲が多い。ピーター・キングという英アルト奏者を迎え、脂ののったヘンリー・フランクリンとマイケル・カルビンという先進性のあるトリオなのでなかなかいい盤に仕上がっている。キングはロニー・スコッツ・クラブの共同経営者らしくイギリスでは有名な人のようで、アルトの尖がった音色は私好みだ。(hand)



THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU (LIVE AT THE MONTMARTRE) / Hampton Hawes

1971.9.2

Freedom

リンクはありません
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おすすめ度

hand      ★★★★★

しげどん  ★★★

ショーン  ★★★★☆

Hampton Hawes(p), Henry Franklin(b), Michael Carvin(ds)

Wショーターのフットプリンツが聞ける自由度の高いライブ

この盤は、このタイトルのままはCD化されていない。ブラックライオンから同日録音の「ア・リトル・コペンハーゲン」からの2曲を加えた「ライブ・アット・ザ・モンマルトル 」、海賊的なジャズ・カラーズから「ブルース・フォー・バド(スパニッシュ・ステップス)」の5曲を加えた「スパニッシュ・ステップス」としても出ている。「モントルー」で好評の①ジス・ガイズ、がここでも演奏され、時間は約半分の11分でコンパクトで聞きやすいとも言える。ホーズ作とされている②サウス・ハンプトン、はウェイン・ショーターのフットプリンツだ。こういうモーダルな曲がこの時期のホーズには合っている。若きリズム隊のヘンリー・フランクリンとマイケル・カービンは、この時期のホーズの音楽性との適合度が抜群で、爆発力があり自由度の高いトリオ演奏を繰り広げている。(hand)

この作品もフリーな雰囲気があるが、ソロはハンプトン・ホーズらしいメロディアスなスタイル。リズムセクションが前衛的なんだろうか?ホーズはそれに合わせた感じかもしれない。(しげどん)

1曲目から素晴らしい演奏。一気に惹き込まれてしまう。3人が自由にインプロヴィゼーションしているようで、しっかり統一感があり息もぴったり。ベースのメロディアスなラン、ドラムスのパワフルにアレンジされたビートにハンプトンの多彩でフリーな鍵盤捌きで、トリオとは思えない厚みと充実ぶりだ。(ショーン)



A LITTLE COPENHAGEN NIGHT MUSIC / Hampton Hawes(未CD化)

1971.9.2

Freedom

おすすめ度

hand      ★★★★☆

しげどん  ★★★★

Hampton Hawes(p), Henry Franklin(b), Michael Carvin(ds), Dexter Gordon(ts⑤)

「ジス・ガイズ」と同日ながらデックスを迎えやや保守的な盤

「ジス・ガイズ」と同日のコペンハーゲン、モンマルトルの録音。全5曲中2曲が「ライブ・アット・モンマルトル 」でCD化されている。1曲はデクスター・ゴードン入りの⑤デクスター・デック(ロング・トール・デクスター)だ。この時期のホーズらしい盤で、ビバップ曲①ナウズ・ザ・タイムが全くビバップらしくなく演奏される。このモンマルトル録音には、未発音源があることもわかっているので、それぞれを元フォーマット+αとするか、又は2枚組で全体をCD化してほしい。(hand)

This Guy’s・・・と同一日の録音ということだが、バップチューン中心でかなり保守的なイメージを感じる。デクスター・ゴードンが一曲参加しているが、彼の参加していない曲でも、彼のスタイルに寄り添ったようなイメージがする。先輩デックスが見ているから、それに引きずられたのだろうか?一方のデックスはいつも通りのワンパターン的にマイペース。さすが帝王は共演者がどうあろうと変化しないのだ。(しげどん)



UNIVERSE / Hampton Hawes(未CD化)

1972.6

Prestige

おすすめ度

hand      ★★★

Hampton Hawes(el-p), Oscar Brashear(tp), Harold Land(ts), Arthur Adams(gr), Chuck Rainey(el-b), Ndugu (Leon Chancler)(ds)

後期プレスティッジ、エレクトリック4部作の初盤

1972年に入ると、マイナーではあるがジャズでは名門のプレステッジと契約する。ここで、ホーズは時代の要請もあるのかもしれないが、様々な面で新たな試みをスタートする。特に大きいのがエレピの採用だ。ここから4枚が後期プレスティッジ・エレクトリック4部作と名付けてもいいと思う。この盤では、エレピだけでなくシンセやオルガンも取り入れ、編成もトランペット、テナー、ギター、エレベにドラム、そして全曲オリジナルと気合い十分だ。内容は、マイルス的な雰囲気もあるが、マイルスほどの激しさはない。ファンク、フュージョン、サイケといった言葉が思い浮かんだ。エレピとワウワウギターが全体の色合いを決めていると思う。ベースとドラムもチャック・レイニーとレオン・チャンクラーというモロにエレクトリックファンク系のメンバーだ。ハロルド・ランドのテナーソロを期待したが、ソロは全体にホーズのエレピがメインで、トランペットのオスカー・ブラッシャーとランドのソロは少なめだった(ラスト曲⑦JBズ・マインドのみソロあり。)。クラブ系には人気のようだが、私はあまり得意ではない種類の音楽だ。(hand)



BLUES FOR WALLS / Hampton Hawes(未CD化)

1973.1.16-18

Prestige

おすすめ度

hand      ★★★☆

Hampton Hawes(p,el-p), Chache (Oscar Brashear)(tp), Hadley Caliman(ss,ts), George Walker(gr), Nyimbu (Henry Franklin)(b,el-b), Ndugu (Leon Chancler)(ds)

よりポップになったエレクトリック2作目

エレクトリック2作目。ドラム以外のメンバーは全員変わっているが、音楽は前作「ユニバース」の延長線上にある。ただ、前作に比べると、ホーズのエレピのソロがよりシンプルでわかりやすくなり、管のフロントがソロで多用されるようになる。特にテナーのハドレイ・カリマン?は、ソプラノも吹くので、より70年代らしいポップな雰囲気を醸し出している。(hand)



LIVE AT THE JAZZ SHOWCASE IN CHICAGO VOL.1 / Hampton Hawes

1973.6

Enja

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★★☆

Hampton Hawes(p), Cecil McBee(b), Roy Haynes(ds)

エレクトリック時代のストレートアヘッドなライブ

スタジオではエレクトリック化を進めていた時期に、セシル・マクビーとロイ・ヘインズを迎えてのストレートアヘッドなジャズのライブ。店のリクエストで実現したライブで、店が録音した音源をエンヤが買い取ったと思われる。マクビーがかなりアグレッシブなベースを弾いていて、ロイを行事役に、ホーズとマクビーが戦っているような印象を持った。この盤は、録音から8年後の81年に発売され、その前の77年にホーズは49歳の若さで亡くなっている。(hand)

いろいろな要素が入り込んだライブ。一曲目の有名スタンダード=ステラ・バイ~は無伴奏から始まる凝ったルーティンで、情緒的だが、次の曲はバップスタンダードで、元気いっぱいのハードバップ調になる。私は嫌いではないスタイル。次のスパニッシュ~はアグレッシブだが、私にはなんだかプログレッシブロックのように聴こえた。(しげどん)



LIVE AT THE JAZZ SHOWCASE IN CHICAGO VOL.2 / Hampton Hawes

1973.6.10

Enja

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★★☆

Hampton Hawes(p), Cecil McBee(b), Roy Haynes(ds)

ショーケースの第2集はややごった煮風

「Vol.1」からさらに8年後の89年に発売された盤。「Vol.1」には73年6月録音としか記録がないが、この「Vol.2」には6月10日まで記録がある。私が愛聴盤化の妨げとして嫌っている長いMCによれば、数週間にわたりショーケースに出演したようだ。録音のせいか、マイクのせいかわからないが、「Vol.1」に比べてバトル感が下がり、音のバランスもよく聞きやすいように感じる。ただ、招聘者のジョン・シーゲルだけでなく、ホーズのMCもあり、ホーズはMCに続き歌まで歌っているのは、その部分は一度聞けばいい感じだ。(hand)

シカゴのジャズ・ショーケースのライブ第二弾。第一集以上にごった煮的に聴こえ、バップ調からリリカルなもの、さらに自身の歌まで披露。私好みの演奏もあるが、あまり聴き返したくないものもあるまぜこぜな印象を持った。冒頭のMCでは、今後の出演者の紹介などもあり、このようなアルバムに収録する意図がわからないし、曲目の第一集とのダブりも、もちろんジャズの場合はアリなんだが、なんだか雑な編集に感じる。(しげどん)



PLAYIN' IN THE YARD / Hampton Hawes

1973.7.7

Prestige

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★★

Hampton Hawes(el-p,p), Bob Cranshaw(el-b), Kenny Clarke(ds)

エレクトリック3作目はモントルーでのライブ

単独では未CD化だが「ノーザン・ウインドウズ・プラス」として2in1CDが出ている。73年のモントルー・フェス出演の記録で、エレクトリック3作目。エレピがメインだが生ピも併用している。ボブ・クランショーのエレベと、ドラムはケニー・クラーク。ライブで生ピも多用され、クラークも4ビートで叩き、ワウワウギターがいないせいか、前2作の「ユニバース」や「ブルース・フォー・ウォールズ」よりもジャジーで、ファンク好きには微妙だと思うが、私には聞きやすい。どこまで関与していたのか微妙だが、この時期のプレステッジのプロデューサーはリバーサイドのオリン・キープニューズだ。この日はモントルー・フェスのプレステッジ・ファンタジー・ナイトということで、このホーズ3、そして「ブルース・ア・ラ・スイス」のデクスター・ゴードン、「フレンズ・アット・モントルー」のジーン・アモンズといずれもホーズが参加したプログラムと、そして、マッコイ・タイナーの「エンライトメント」とゲイリー・バーツの「アイブ・ノウン・リバーズ…」も録音されている。本当にすごい夜だったようだ。(hand)

エレピになったホーズ。なんだかプログレロックみたいな一面が前面にでた感じだけど、味わいは残っている。私は保守派の頑固なジャズファンなので、高く評価はしないが、エレピでもホーズらしい情感があり、聴きやすい演奏だと思う。(しげどん)



NORTHERN WINDOWS / Hampton Hawes

1974.7.18&19

Prestige

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★☆

Hampton Hawes(p,el-p), Carol Kaye(el-b), Spider Webb(ds),

Allen DeRienzo, Snooky Young(tb), George Bohanon(tb), William Green, Jackie Kelso, Jay Migliori(sax,fl), David Axelrod(arr,cond)

エレクトリック最終作はピアノトリオ+ホーンズ

後期プレステッジ・エレクトリック4部作のラスト盤。唯一単独CD化と「プレイン・イン・ザ・ヤード」とカプリングで「ノーザン・ウインドウズ・プラス」としてもCD化されているのは、人気がある盤ということなのだろう。ファンクで有名らしいデビット・アクセロッドのプロデュースによる盤で、モントルーで共演したアダレイ兄弟の紹介なのかもしれない。内容はストレートアヘッド好きの私にも聞きやすい16ビート、8ビートのエレクトリックジャズに仕上がっている。トリオ+ホーンズという編成で、冒頭の2曲がエレピではなく生ピなのが大きいと思う。曲もいい。(hand)

フュージョン路線が濃厚になった作品だ。ここまでくると私は聴く気がしない。ジャズ聴き始めの頃はこんな演奏ばかりがはやっていたな、と思い返すのだ。ハンプさんの演奏は実はエモーショナルで悪く無かったりするけど、彼はバンド・リーダーではなくあくまでピアニストなので、このようなシチュエーションでは、自己発揮するタイプではないのではないかと思う。(しげどん)



LIVE AT THE GREAT AMERICAN MUSIC HALL / Hampton Hawes(未CD化)

1975.6.10

Concord

おすすめ度

hand      ★★★★

Hampton Hawes(p), Mario Suraci(b,el-b)

キースを感じるソロピアノを後半に収録

サンフランシスコのグレート・アメリカン・ミュージック・ホールという仰々しい名前のホールでのライブ。カーメン・マクレエの翌76年のライブ盤が有名で、近年、ビル・エバンスの発掘盤も出ている(74年、75年)。アナログのA面はベース(マリオ・スラチ)とのデュオ2曲。B面はソロピアノ3曲を収録。A面2曲はホーズの叫び声?も入るなどデュオながら威勢のいいライブで好感が持てる。B面のソロは、オリジナルで少々キースを意識したような内容の思える。悪くはない。(hand)



AS LONG AS THERE'S MUSIC / Charlie Haden & Hampton Hawes

1975.1.25 & 8.21

Artists House

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★★★

Hampton Hawes(p), Charlie Haden(b)

チャーリー・ヘイデンとの格調高いデュオ

ペッパーの復活盤「リビング・レジェンド」で共演したホーズとヘイデンの共同リーダーのデュオ盤。ぶっといヘイデンのベースは好みだし、ヘイデン自体が私のお気に入りのアーチストではあるのだが、なぜかこの盤は聞く回数が少ない。ベースが太いのはいいが、太過ぎて、ピアノとのバランスが悪く、聞いていて、居心地が良くないからではないかと思う。ホーズがエレピから生ピに戻ってきたのは歓迎だが、この盤には60年代後半にあったモーダルな感じや、スペインを感じる憂いのあるメロディなどの魅力があまり出ていない気がする。ヘイデンもスペイン音楽は好きなので、その辺が出ればもっと良かったと思う。8月21日録音のオーネット曲③ターン・アラウンド、はヘイデンが様々な相手とデュオ演奏したホライズン盤「ゴールデン・ナンバー」に収録されていたいが、CD化でこの盤のAB面の真ん中に収録され、オマケ別テイクも3曲付いた。(hand)

チャーリー・ヘイデンとのデュオで、曲目もオリジナルが多いので、前衛的で内省的な先入観を持っていたが、保守的にリズミカルな親しみやすさもある作品だった。とは言え大衆受けを狙った作品ではもちろんないので、きちんとしたジャズを格調高くやっていて聴き飽きない作品だ。(しげどん)



SOMETHING SPECIAL / Hampton Hawes

1976.6.10

Contemporary

おすすめ度

hand      ★★★★

しげどん  ★★★★☆

Hampton Hawes(p), Denny Diaz(gr), Leroy Vinnegar(b), Al Williams(ds)

ラスマイ盤は古巣コンテンポラリーに戻ってのライブ

48歳の短い生涯の最後のリーダー盤2枚は、古巣コンテンポラリーに戻っての録音。ラスマイ盤は、ハーフムンベイでのギター入りカルテットでのライブで94年に発売。1年後の77年5月22日脳出血による急死だったので、同じハーフムンベイで録音を残しているエバンスのような死を目前にしたような演奏ではない。ギターのデニー・ディアズは 基本的にリズムに徹してソロは少なめなので、旧知のリロイ・ウィリアムスを迎えてはいるが、ホーズのワンマンショー的な内容だ。(hand)

力強いライブ作品で、ノリノリの演奏が楽しめる。(しげどん)



AT THE PIANO / Hampton Hawes

1976.8.14

Contemporary

おすすめ度

hand      ★★★★★

しげどん  ★★★★☆

ショーン  ★★★★☆

Hampton Hawes(p), Ray Brown(b), Shelly Manne(ds)

ラスト盤は西海岸オールスターによるトリオ録音

リーダー盤としてのラスト盤は、西海岸オールスター・トリオとでも言うべき、レイ・ブラウンと、旧知のシェリー・マンとの録音。ブラウンとの録音は、ありそうでなく、直前のアート・ファーマーの「オン・ザ・ロード」が多分きっかけで、この2日後に同盤の最後の収録をしている。ブラウン、マンとのトリオ演奏はこれが最初で最後だと思うが、3者の名人芸が聞く者を惹きつける。ロバータ・フラックのヒット曲①やさしく歌って、は8ビートだが、とてもロマンを感じる演奏で耳に残る。最終盤だというこちらの思い入れのせいかもしれないが、盤全体に何とも哀愁を帯びたトリオの録音に感じる。このメンバーでの⑤ブルー・イン・グリーン、も沁みる。ラスト曲にしたほうが泣けたかもしれない。ラストは、⑥夢見る頃を過ぎても、の明るい演奏で終わる。カリフォルニア出身のホーズらしい明るい曲を最後に置いたのかもしれない。ホーズは77年に脳出血で急死しているので、78年に死後最初に出た盤のようだ。(hand)

一曲目の「やさしく歌って」のような曲は私好みではないが、全体的にはバランスがとれたすぐれたトリオ作だと思う。やや枯れた感じの落ち着いたいい雰囲気だ。(しげどん)

「やさしく歌って」「サニー」「夢見る頃を過ぎても」等よく知られたポップスの演奏にチャレンジしているが、いずれもとても斬新で力強く面白い。JAZZとPOPSとの融合的な良さがあり、JAZZ初心者でも親しみやすく聴けるだろう。(ショーン)