Sonny Clark CD 名盤 ディスクガイド:全リーダー作

ソニー・クラークのリーダー作をレビューしています。

彼のキャリアは1952年からさかのぼれますが、正式なリーダー作は1957年のブルーノート盤で、それ以降ブルーノートに5作、タイムに1作のリーダー作を残し、他界してしまいました。

生前発売された正規盤は 1.ダイアルSフォーソニー 2.ソニー・クラーク・トリオ(BN盤) 3.ソニーズ・クリブ 4.クール・ストラッティン 5.ソニー・クラーク・トリオ(タイム盤) 6.リーピン&ローピン のみのたった6作です。

もちろん早すぎる死も原因ですが、これほどの人でサイドマンとしては多くの録音を残しながらリーダー作が異常に少ないのは残念でなりません。ピアニストとしてだけでなく、バンド・リーダーとしてもセンスがあったと思うのは、彼のオリジナルは、メロディアスで耳になじみやすいということよりも、メンバーのソロの魅力を引き出す素材として素晴らしいものが多かったと感じるからです。

このページでは、すべての正規リーダー作に加えて、死後発売された発掘盤も可能な限りレビューしています。


1.Sonny Clark Memorial Album  ソニー・クラーク・メモリアル・アルバム

1954年1月15日,16日

Xanadu

おすすめ度

hand   ★★★☆

しげどん ★★★

音は悪いが彼のソロは貴重。初期クラークを語るうえで必聴音源

Sonny Clark(p),Simon Brehm(b),Bobby White(ds)

ザナドゥの発掘盤。音質に問題がある。内容は既にソニー節が聞かれ、素晴らしい。(hand)

バディ・デフランコ時代のオスロでのコンサート同行時のパーティでの録音なのだそうだ。だからプログラムとしてまとまった感じではなく気ままに弾いているソロピアノといった感じ。でも彼のソロはたぶんほかにないので貴重な記録だ。  トリオで収録されたのは二曲だけだが、これも悪くない内容だが音は悪い。仕方ないけど・・・(しげどん)



2. Oakland 1955/Sonny Clark オークランド1955 ソニー・クラーク

1955年1月13日

uptown

おすすめ度

hand    ★★★★

しげどん ★★★☆

初期のクラーク節が聴かれる貴重な発掘盤ライブ

Sonny Clark(p),Jerry Good(b),Al Randall(ds)

近年の発掘盤。音質が悪い海賊盤。内容は素晴らしい。正式な機材で録音していれば名盤だった。(hand)

バディ・デフランコ時代の発掘盤でオークランドの地元ミュージシャンとの共演。こちらはライブの録音なので、演奏はまとまっていて内容もよい。スタンダード中心で、まだクラーク節は萌芽期かもしれない。(しげどん)



3.LA Session 1956/57/Sonny Clark  LAセッション1967/57 ソニー・クラーク

1956年9月3日

INTERPLAY

おすすめ度

 

hand        ★★

しげどん ★★★☆

リーダー作とは言えないが、ジューン・クリスティの歌伴が貴重なコレクターズ・アイテム

Sonny Clark(p),Haward Rumsey(b),Stan Levey(ds),Bob Cooper(ts,Oboe),Frank Rosolino(tb),June Christy(Vo)

クラークはライトハウス・オールスターズに加入し、二枚の作品に参加しているが、これは加入直後の私家録音で、実質的にはクラークはリーダーではなくライトハウスオールスターズの一員に過ぎないので出番は少ない。しかしジューン・クリスティの歌伴など珍しい録音が入っており、記録としては貴重なものだ。(しげどん)

ソニー・クラーク名義にはなっているが、余程のクラーク・ファン以外は聞く必要のない盤。ベースのハワード・ラムゼイのライトハウス・オールスターズにクラークが加わったときのライブ演奏で、音も悪い。ただ、ジューン・クリスティの生々しい声が聞かれるのは貴重ではある。ラストのアダレイ兄弟との共演も、非常に貴重だが、信じられないくらい音が悪く、トランペットが悲鳴のように聞こえる(笑)。

※アナログ盤でかって「PIANO MAN」のタイトルで、ハンプトン・ホーズとのセットで発売されたことがある



4.Dial "S" for Sonny/Sonny Clark  ダイヤル"S" フォー ソニー/ソニー・クラーク

1957年7月21日

Blue Note

おすすめ度

hand   ★★★★☆

しげどん  ★★★★

ショーン  ★★★★☆

正式な初リーダー作で3管を統率するセンスを発揮

Art Farmer(tp),Curtis Fuller(tb),Hank Mobley(ts),Sonny Clark(p),Wilber Ware(b),Louis Hayes(ds)

録音状態はそれ程良くないが、演奏のノリと完成度は高く、ホンモノ感のあるJAZZを堪能できるアルバムだ。3管で厚みのある編成だが、ソニークラークのピアノは、ずっしりと比重が重く、ブルージーで頼もしい。(ショーン)

知られざる名盤。クールストラッティンを別格として、ソニーズクリブがコルトレーン入りのために名盤扱いされることが多いが、聞き比べるとこちらのほうが愛着が湧く。良質なハードバップだ。管3本ともいきのいいソロを聞かせる。(hand)

ソニー・クラークの粘りっけあるブルージーな味わいを最大に引き出すのが彼のオリジナル。アルフレッド・ライオンはそこをよくわかってアルバムを考えたと思うが当時は受けなかったようだ。スタンダードも悪くはないが、この時期のクラークは自分のオリジナルでの演奏が素晴らしいと思う。ハンク・モブレーも地味に頑張っている。(しげどん)



5.Sonny Clark Trio  ソニー・クラーク・トリオ

1957年9月13日

Blue Note

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

スタンダードでクラークの魅力を最大限表現したピアノトリオの傑作。

Sonny Clark(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

全てがソニー・クラークらしさで満ち満ちている。スタンダードがクラーク臭ムンムンに染まっている。パウエル系ではあるが、パウエルにはない情感のこもったプレイに特徴がある。③ビバップの集中力の長続きするソロは圧巻だ。⑤ケリーのソフトリーとピアノ・トリオ版ソフトリーの一二を争う名演。個性が違い過ぎて私は決められない。(hand)

Softly・・・があまりにも有名だが、スタンダード集とはいえ、そのような唄モノだけに終始しているわけではない。ガレスピーやダメロンのバップ曲もあり、その激しさの中でのクラーク節がなんとも素晴らしい聴きどころだ。彼のオリジナルはないが、逆にピアニストとしてのクラークの個性が良くでたのではないか。ピアノトリオ永遠の名盤だ。(しげどん)

ソニーが炸裂!という言葉が相応しいくらい、彼の豊かで自由な感性でどの曲も演奏されている。やや雑な部分もあるが、その分リアリティとライブ感があり、自ずと引き込まれる迫力ある1枚だ。 硬派なポールチェンバースのベースラインが効いている。クールストラティンと並ぶソニークラークの代表作と言えるだろう。(ショーン)



6.Standards (Blues in the Night)/Sonny Clark  スタンダーズ(ブルース・イン・ザ・ナイト)/ソニー・クラーク

1958年11月16日,12月7日

おすすめ度

hand    ★★★☆

しげどん ★★★★

個性は抑えめの耳になじみやすいスタンダード集

Sonny Clark(p),Paul Chambers,Jymie Merritt(b),Wes Landers(ds)

11月16日の録音はジュークボックス用の45回転EP盤として発売されたもので、初LP化は日本の東芝盤。その後キングの世界発初登場シリーズでお蔵入りになっていた12月7日のセッションも発売された。(タイトルはBlues in the Night) ジュークボックス用企画のため一般受けするスタンダード集であり、EP片面の時間制約もあり、ジャズらしいクラーク節は抑え目な反面、耳にはなじみやすい聴きやすいピアノトリオ盤になっている。(しげどん)

かつて、ソニークラークトリオVol.2とVol.3として日本発売された盤のカプリング。発掘盤なので、期待しないで聞くと、思ったほど悪くない。特にポールチェンバースのVol.3はなかなかいい。いずれの盤もスピード感が弱く、ドラムが単調なのが残念だ。(hand)

※ソニー・クラーク・トリオVol2は11月16日のセットに、BNの1579の別テイクを加えたもの。Vol3は12月7日のセット。キング盤では前者が「The Art Of The Trio」後者が「Blues in the Night」CDではタイトルが同じで中身が違うバージョンもあり注意が必要。



7.Sonny's Crib/Sonny Clark ソニーズ・クリブ/ソニー・クラーク

1957年10月9日

Blue Note

おすすめ度

hand    ★★★★

しげどん ★★★★

ショーン ★★★★☆

Donald Byrd(tp),Curtis Fuller(tb),John Coltrane(ts),Sonny Clark(p),Paul Chambers(b),Art Taylor(ds)

コルトレーンの参加で有名な一枚だが、クラークのオリジナル曲が光る

1曲目、ドナルドバードのトランペットのスタートダッシュからはじまる3管の絡みは素晴らしい!次のspeak lowのアレンジも独特の雰囲気で、惹き込まれる。アートテイラーのドラムワークが光る。それは3曲目でも、リズムが「降ったり晴れたり?」するように展開して、コルトレーンの本領が発揮される。ソニークラークはやや大人しい印象だが、アルバムの出来としては良い。(ショーン)

コルトレーン入りで一般的に評価は高いが、ブローインセッション的な内容で、まとまり感が弱い。コルトレーンが張り切るとクラークが霞んでしまい、アナログA面の①〜③は裏ブルートレインのようになってしまっている。アナログB面の④⑤はクラーク曲なのでクラーク主導で好ましい。(hand)

A面はスタンダード集で、コルトレーンの存在感が目立ってクラークのリーダー作のように聴こえない。でもこのアルバムはB面に魅力がある。彼のオリジナル二曲は、三管ながら共演者の味を引き出してクール・ストラッティンのように魅力的だが、彼のソロはもっと個性を発揮してほしかった。・・・ライオン氏は一作目の失敗(音楽的ではなくセールス面での)に凝りて妥協の上A面はスタンダード集にしたのでは?(しげどん)



8.Sonny Clark Quintets  ソニー・クラーク・クインテッツ

Blue Note

おすすめ度

hand    ★★★★☆

しげどん ★★★★☆

ショーン ★★★★☆

1958年1月5日:Clifford Jordan(ts),Sonny Clark(p),Kenny Burrell(g),Paul Chambers(b),Pete LaRoca(ds)

1957年12月8日: Art Farmer(tp),Jackie McLean(as),Sonny Clark(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

水準作レベル以上のクオリティ高い未発表音源

冒頭の2曲の演奏には力がある。特にroyal flushは、アートファーマーの伸びやかなトランペットと正確無比で締まったポールチェンバースが際立つ好演奏曲だ。次のloverはユニークな曲だ。リズムがワルツに変わる場面が面白く、とても良い曲というわけではないが、印象には残る不思議な曲だ。フィリージョージョーンズのドラムソロはちょっとうるさい。4曲目のもたもたハモる管楽器たちは微妙だが、ケニーバレルのギターの温もりが良いので助かっている。(ショーン)

クールストラッティンには及ばないが、クオリティは高い。クールストラッティンの残り2曲は、ソロはいいが、テーマに哀愁が足りない。57年録音分は、ケニー・バレルは好きなミュージシャンだが、ここでは抜きのほうが良かったと思う。(hand)

いわゆる発掘盤だが内容は水準以上の素晴らしい作品だ。クール・ストラッティン時の残り2曲も出来栄えはいいが、比較するとやはり外された理由はわかる。特にスタンダードLoverは古臭い曲調でこのグループにはマッチしていないようだ。オリジナル「ロイヤル・フラッシュ」はタイム盤で「ニカ」として知られている曲。(しげどん)



9.Cool Struttin'/Sonny Clark  クール・ストラッティン/ソニー・クラーク

1958年1月5日

Blue Note

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

Art Farmer(tp),Jackie McLean(as),Sonny Clark(p),Paul Chambers(b),Philly Joe Jones(ds)

説明不要の人気盤にして傑作盤! ジャケットデザインも最高

言うことのないジャズの最高名盤の1枚だと思う。メンバー全員が絶好調だ。ブルー・マイナーは、もっとスタンダード化して欲しい曲。クインテッツ所収のおまけ2曲は、演奏は悪くないが、雰囲気が違うので、アナログの容量が理由だったのかもしれないが、外して正解だった。(hand)

言わずと知れた人気盤。全4曲すべて素晴らしいが、A面の人気がありすぎる反動でB面をあえて押したくなる気持ちもあった。しかし冷静に聴くとやはりソニー・クラークらしさがにじみ出ているA面のオリジナル二曲の魅力には抗しがたい。ファーマー,マクリーンの哀愁ただようソロも曲調にもマッチしており限りなくメロディアスな名演だ。(しげどん)

ジャズの名盤に必ず登場する有名盤。アートファーマー、ジャッキーマクリーン、ソニークラークとも、兎に角そのアドリブプレイがイカす!それぞれが耳に残る素晴らしいフレーズを連発し、この偶然をテープに残してくれた事に感謝しかない。ポールチェンバースのアルコ(弓弾き)も効果的。私ショーン的には、LPを手に持ちながら、アナログで聴く臨場感が最高だ!(ショーン)



10.My Conception/Sonny Clark  マイ・コンセプション/ソニー・クラーク

1959年3月29日

Blue Note

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

未発表作とは思えない完成度。絶好調のクラーク。

Donald Byrd(tp),Hank Mobley(ts),Sonny Clark(p),Paul Chambers(b),Art Blakey(ds)

発掘盤とは思えない素晴らしさ。メンバー全員が好調なのではないか⁈人間の好調不調が作品に影響するのは、プロ野球のピッチャーを見れば分かると思う。元気のないモブレーが好きな人にはいいと思えないかもしれない(笑)くらい、絶好調だと思う。(hand)

お蔵入りする理由がまったく理解できない。むしろ傑作と言っていい盤だ。やはり「クール・ストラッティン」がよほど売れなかったからか。全曲がクラークのオリジナルで、しかもそのうち5曲がタイム盤で演奏されている曲。バードはいつも通りの好演で、モブレーはいつも以上?!の好演だ。アート・ブレイキーもさすがにいい仕事している。一時的にタイムに移籍してしまうのも、BNでは発売させてもらえない事情もあったんだろうと思う。(しげどん)

勢いのあるメンバーと勢いのある演奏が聴ける貴重なアルバム。熱い1959年がここに再現されている。ドナルドバードの冴え渡るトランペットと、ゆったり構えるハンクモブレーのテナーサックス。さらにリーダーとして、ピアノのソニークラークが全てオリジナル曲で揃え、完成度も高い!あのクールストラティンに勝るとも劣らない、オススメ隠れ名盤だ!(ショーン)



11.Sonny Clark Trio  ソニー・クラーク・トリオ

1960年3月23日

Time

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

オリジナル中心のクラークらしい自己表現の魅力満載。

Sonny Clark(p),Geroge Duvivier(b),Max Roach(ds)

ソニー・クラークのピアノを味わうには圧倒的な迫力ある一枚。彼のオリジナル集である点がこの盤の魅力を高めているが、当時はそれが売れなかった理由なのかも知れない。アルフレッド・ライオンも、クラークのトリオ盤はスタンダード集にせざるを得なかったのだから。二曲目の「ニカ」は、「ソニー・クラーク・クインテッツ」、「マイ・コンセプション」でも演じられた「ロイヤル・フラッシュ」と同じ曲。いづれもお蔵入りして、ここで初めて日の目をみた。彼としてはよっぽど悔しかったに違いない。(しげどん)

やや説明口調で滔々と始まるクラークのピアノだが、裏を取る独自のリズム感が、新鮮で面白い。またポイントポイントでは、ビシッ、ピシッと決める部分が曲にキレを与え、聴き手側に選択を与えない強さを併せ持つ。この辺りは、マックスローチのドラミングが、大きく影響しており、グイグイと引っ張り込まれる不思議なアルバムだ。ジャケットデザインはイマイチ好きになれない。(ショーン)

ケリーで言えば、ケリー・アット・ミッドナイトにあたる作品か。オリジナルだけで、しかも、いい曲ばかりだ。ブルーノートがチェンバース、フィリーというマイルスのリズムなのに対して、ジョージ・デュビビエ、ローチという、この盤以外にピアノ・トリオ盤が見当たらないリズム隊だ。タイムは、ローチ・クインテットの縁と思われる。このリズム隊が、BN盤とはまた違う味わいを出している要因だと思う。(hand)



12. Leapin' and Lopin'    リーピン&ローピン/ソニー・クラーク

1961年11月13日

Blue Note

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

クラークらしい哀愁の極致を感じる傑作。もっと評価されるべき最終リーダー作。

Tommy Turrentine(tp),Charlie Rouse(ts),Sonny Clark(p),Butch Warren(b),Billy Higgins(ds)

人の死とは何と言えばいいのだろう。ソニー・クラークもこれがラストリーダー盤と思って録音してはいないだろう。1年後には、早死にすることになる。と思うと甘いメロディも物悲しく聞こえてくる。トミー・タレンタイン、チャーリー・ラウズという一流ならざるメンバーと、ブルーノートにしては冴えないジャケからも、いい盤とは想像できない。聞いてみると、悪い期待が裏切られる。好盤だ。愛聴盤になれる盤で、オススメできる。(hand)

冒頭のSomething' Specialはクール・ストラッティン以上の一曲かもしれない。B面も素晴らしく、一枚のアルバムとして完成度が完璧。メンバーは地味だけどトミー・タレンタインとチャーリー・ラウズの熱演がこの盤を価値あるものにしているし、そこで彼らの素晴らしさを引き出しているのはソニー・クラークの曲なのだ。クラークがもう少し生きてくれたらもっと奇跡が起きたかも知れないと思えるような、不思議な、素晴らしい演奏だ。彼のソロも粘っこいテイストから流暢に熟成しつつあるような新しい味を感じる。(しげどん)

落ち着いた聴かせる系のアルバムで、円熟味のあるソニークラークが聴ける名盤。somethin' special の軽快なリズムと、続くdeep in a dreamの憂いのあるメロディ。クラークのピアノがいずれも味わい深く響く。このアルバムがソニークラーク最期の作品と思って聴くと、より感傷的な気分となるが、なんと2曲目のテナーのアイクケベックも、ソニークラークとほぼ同じ時(3日後)に早世してしまうという運命の悲劇が、この曲を更に特別なものにしてくれる。(ショーン)