Miles Davis CDレビュー リーダー作 ⑦ エレクトリック・マイルス(その1)

ここからの後期=エレクトリック・マイルスは基本的にhand氏の個人研究となります。前期は海賊盤も含めてほぼ全ての音源を対象としましたが、後期は正規盤を中心とし、コロンビア盤でも資料的な盤は省略していると言うことです。

私=しげどんは、いちおう一部は聴きました。可能な限りでコメントを入れますが、この時期のマイルスが好きな方には全然参考にならないと思うので、無視してください。音楽として優れているかどうかは別にして、一ジャズファンとしてはあくまでも好き嫌いでコメントを入れざるを得ないのです。

かって、私が好きなジャズ評論家の一人である粟村政明さんは、「ビッチズブリューでジャズは終わった」と言ってました。マイルスがジャズの本流という固定概念からするとそのような考えになるのかも知れませんが、今振り返って見ても、ジャズは終わっていないし、マイルスが勝手にジャズ本流から脱線しただけの事だと思っています。でもその脱線後の作品をまったく評価できない人も、そちらの方が好きな方も当然いるわけで、これは好き嫌いなのでどうしようもありません。

後期にあたるエレクトリック・マイルスの第1作「イン・ザ・スカイ」 の1曲目が始まった瞬間から、違和感たっぷりで、クインシーではないが、“私の考えるジャズ”ではない音楽だということが感じられてしまう。元々ポップス→ロック→フュージョン→ジャズと変遷した後にジャズを聞き始めた私にはこの手の音楽は抵抗感はあまりないはずなのだが、あまりにもモダンジャズにのめり込んだせいか、エレクトリックな音楽、特にエレベ、シンセ、8ビート、16ビートなどをジャズとしてなかなか受け入れられない体質になってしまった。今回は、マイルスをデビューから編年的に聞き、映画「クールの誕生」まで見たことで、多少、エレクトリック・マイルスへの抵抗感が弱まった気がしたので、後期エレクトリック期にトライして聞き通してみることにした。ただ、後期は海賊盤が非常に多く、中山康樹氏の「マイルスを聴け!Ver.8」は分厚いことで知られる文庫本だが、その大半が後期ブートになっている。今回は、これは基本的に除外し、正規盤、発掘正規盤を中心に聞いた。(hand


MILES IN THE SKY/Miles Davis

1968.1.16 & 5.15-17

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★☆

しげどん  ★★★

Miles Davis(tp,cor:①④), Wayne Shorter(ts), Herbie Hancock(p,el-p:①), Ron Carter(b,el-b:①), Tony Williams(ds), George Benson(gr:②)

エレクトリック・マイルス最初の盤。制作側の意図には反するが、逆順に聞くとクインテット作として違和感なく聴ける。

①スタッフのエレピへの違和感を感じながら聞いていると、昔なら途中でやめてしまったが、今回は聞き通すことができた。それだけでもエレクトリック・マイルスに馴染んできたのだと思う。②パラフェルナリアはギターが入りこれまでのマイルスにはなかったサウンド。クインテットにジョージ・ベンソンが入っただけなのだが、ギター嫌いではないのに違和感を感じてしまう。③ブラックコメディは、クインテットの四部作的雰囲気の曲だ。④カントリーサンはなかなかいい。前半はソーホワットの雰囲気があり、その後も頂点に達した黄金のクインテットの余裕の演奏で感じは悪くない。制作側の意図するインパクトが弱まると思うが、④③②①と逆順に聞くとエレピは①だけ、ギター入りは②だけなので、エレクトリック・マイルスが苦手でも入りやすいと思う。(hand)

私の嫌いなエレクトリック・マイルスの原点。でも今回頑張って聴いてみると、昔好きだったプログレッシブロックみたいな感じで、むしろ重いフリージャズよりもわかりやすい、これならコテコテのジャズファンには敬遠されても、一般的には受ける音楽だと思った。保守的な私の好みからは外れるが、聴きやすい作品だ。(しげどん)



FILLES DE KILIMANJARO/Miles Davis キリマンジャロの娘

1968.6.19–21 & 9.24

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★

Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ts), Herbie Hancock(el-p:②③④), Chick Corea(p,el-p:①⑤), Ron Carter(el-b:②③④), Dave Holland(b:①⑤), Tony Williams(ds)

コリア=ホランドとハンコック=ロンというクインテット新旧勢力混交盤

①⑤コリア=ホランドの新勢力に挟まれた、旧勢力②③④ハンコック=ロン。トニーは完全にロックビートに適応し、とりあえず生き残っている。マイルスとショーターはあまり変わらず、リズム隊のみに変化を求めた盤だと思う。ハンコック=ロンは楽器は電化し、③などは前衛的な感じにはなり、タイトル曲④ではエレピもかなり自然になったものの、基本的には従来型なので、とりあえずこの盤でサヨナラになってしまう。作品に魅力は感じなかった。(hand)



IN A SILENT WAY/Miles Davis

1969.2.18

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★

Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), John McLaughlin(gr), Chick Corea(el-p), Herbie Hancock(el-p), Joe Zawinul(el-p,org), Dave Holland(b), Tony Williams(ds)

キャノンボールから客演したザビヌルが個性を発揮した盤。ショーターはソプラノがメインに

ジョー・ザビヌルと初めて組んだ作品。ザビヌルは、キャノンボール・バンドをファンク化したピアノ・キーボード担当だが、マイルスバンドでは、ファンク色はなく故国オーストリアの牧歌的な雰囲気を出している。マイルスの命令なのか、マイルスと組むと本性を現さざるを得ないのかなのだろう。もっとも、この後録音されるキャノンボール退団直前の「クインテット&オーケストラ」(1970.6)の長尺曲エクスペリエンス・インEなどはここからつながる作風になっている。次作「ザ・プライス・ユー・ゴット・トゥ・ペイ・トゥ・ビー・フリー」(70.9)までキャノンボールに在籍していたので、マイルスバンドはキャノンボールからの貸出客演だったのだろう。マクラフリンのギターは、音色も奏法もチャーリー・クリスチャンから続いてきたジャズギターのカテゴリーとは違うもの=ロック系のものだと思う。そして、トニーのドラムは8ビートメインだが、 16ビートもあり、4ビートジャズからはかなり遠いところまで来てしまっている。ショーターはソプラノを吹くようになり、ウェザーリポートが近づいたのを感じる。マイルスも多少変化し、うまく言えないが曲という固まりへのこだわりがなくなり、アドリブをコーラス単位で吹く構成などはあまり意識しないソロになったと気がする。この後、テオ・マセロによるテープ編集が増えることで、曲という概念はさらに破壊されるのだと思う。いずれにしても、私好みの音楽ではない。(hand)



1969 MILES FESTIVAL DE JUAN PINS/Miles Davis

1969.7.25

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★★

Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ts,ss), Chick Corea(el-p), Dave Holland(b), Jack DeJhonette(ds)

過去の延長線上のマイルスと新しいマイルスの混じりあったロスト・クインテットの発掘ライブ

破壊的なドラムから始まるこの感じは嫌いではない。黄金のクインテットからショーターだけが残り、ハンコックとロン、トニーがチックとホランド、ディジョネットに変わった状態をロスト・クインテットというらしい。このメンバーだけの正式のスタジオ盤がないからロストということだ。確かにリズム隊の役割が伴奏的なものから、グルーヴを作り出す役割に変わっていると思う。特にベースが先導してその役割を果たしている。ロンはギャラのいい仕事をクインテットより優先していたという話があるが、このバンドではトラ(代役)のベースでは演奏が成立しないと思う。エレピもドラムもフロントのソロに遠慮したいわゆるバッキングではなく、フロントのソロに食い込みアドリブをぶつけるようなバッキングをしている。リズム隊3人は変革という意味ではいい仕事をしているのがわかる。ショーターはテナーだけでなくソプラノをメイン楽器とすることでやや鋭角的になっている。③マイルストーンズなど、一部、過去からの曲も題材にしているが、解体され、印象は全く変わっている。⑤ラウンド・ミッドナイトもテーマは従来型だがソロ以降はリズムが激しく改変されている。過去マイルスを知った上で聞けば楽しい人がある程度はいると思うが、ジャズに興味を持ち、初めてマイルスを聞く人にススメる勇気はない。ただ、プログレロック好きからジャズ好きになった人にはススメられるかもしれない。 ガチガチのジャズファンに聞けるのが「ネフェルティティ」までだとすると、それより多少許容範囲が広いファンにはこの盤まで聞けると思えた。(hand)



BITCHES BREW/Miles Davis ビッチェズ・ブリュー

1969.8.19-21

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★☆

しげどん ー

Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), Bennie Maupin(b-cl), Joe Zawinul(el-p:left), Larry Young(el-p:center), Chick Corea(el-p:right), John McLaughlin(gr), Dave Holland(b), Harvey Brooks(el-b), Lenny White(ds:left), Jack DeJohnette(ds:right), Don Alias(ds,perc), Billy Cobham(ds:left), Juma Santos(perc), Airto Moreira(perc) 

エレクトリック・マイルスを象徴する名盤といわれるが、いわゆるモダン・ジャズ好きには近づきがたい盤

エレクトリック・マイルスを象徴する名盤とされる2枚組。過去には聞き通すことができなかったが、今回はなんとか聞き通した(2枚続けては聞けなかった。)。聞きながら感じたのは、私が若い頃に愛聴していたブリティッシュのプログレ・ロックと近いものだがあるのではないかということだ。イエス、キング・クリムゾン、EL&P、ピンク・フロイドなどだ。今はジェネシスも加えて五大プログレというらしいが、当時の私はジェネシスは全くいいと思えず、日本ではあまり人気がなかったと記憶する。逆にハードロックと言われていたレッド・ツェッペリンやクイーンにプログレ性を感じて聞いていた。エレクトリック・マイルスは、時代的にはほぼ同時代かマイルスがやや早いかもしれない。キーボードは、リック・ウェイクマンやキース・エマーソン、ベースはクリス・スクワイヤー、ドラムはジョン・ボーナムらの路線と遠くないと思う。ただ、当時の私はマイルスにたどり着くことなく、ロックからラリー・カールトン、リー・リトナー、スタッフなどの軽めのフュージョンに興味が移ってしまった。その後、しげどん氏の導きでモダンジャズに目覚め、マイルスは50年代から聞き始めたので、エレクトリック・マイルスは事実上、今回、初心者として聞いた。感想としては、若い頃に聞けば楽しめたかもしれないな、というところだ。マイルスのトランペットだけを聞いている分には違和感はないが、リズムやギターが今の年齢にはうるさ過ぎる。踊りたい訳でもないので、反復によるグルーヴも必要ないのだ。そして、各曲のテーマメロディに魅力を感じない、というよりもどんなメロディの曲なのかも理解できない。32小節、1コーラス、AABAのような曲を感じることができない曲ばかりなのはつらい。(hand)

難解というより退屈な作品という印象は、今回聴き直しても一緒だった。歴史的な名盤という事らしいので、私の理解力不足なんだろうけど、好みの問題なのか?残念ながら一枚目の途中で飽きてしまう。2枚聴き通す時間が苦痛だ。(しげどん)



BITCHES BREW LIVE/Miles Davis

①-③1969.7.5

④-⑨1970.8.19

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★★

①-③1969.7.5:Miles Davis(tp), Chick Corea(el-p), Dave Holland(b), Jack DeJhonette(ds)

④-⑨1970.8.19:Miles Davis(tp), Gary Bartz(as,ss), Chick Corea(el-p), Keith Jarrett(org),Dave Holland(b), Jack DeJhonette(ds), Airto Moreira(perc)

14年ぶりのマイルスのカルテット演奏が聞かれる発掘ライブ。後半は70年ワイト島ライブ

前半3曲は69年7月のニューポートのロスト・クインテットの記録。とはいえ、ショーターが道路渋滞で到着せずカルテットの珍しい演奏記録になっている。マイルスのワンホーンは、プレステッジの「ミュージング」以来だと思う。エレピであることを除けば、シンプルで比較的オーソドックスなジャズに聞こえなくもない。「ブートレグシリーズVol.4アット・ニューポート」にも収録されている。後半は「フィルモア」の2か月後、70年8月の英・ワイト島でのライブ(DVDあり。)。キースとチックのキイボード対決で有名な演奏だ。サックスはアルトのゲイリー・バーツ。(hand)



BIG FUN/Miles Davis

1969.11.19 & 28

1970.2.6 & 3.3

1972.6.12

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★☆

Miles Davis(tp), Steve Grossman(ss), Sonny Fortune(ss,fl), Carlos Garnette(ss), Wayne Shorter(ss), Bennie Maupin(cl,b-cl,fl), Joe Zawinul(el-p,org), Larry Young(org), Chick Corea(el-p), Herbie Hancock(el-p), Harold I. Williams(p), John McLaughlin(gr), Khalil Balakrishna(el-sitar), Bihari Sharma(tamboura), Badal Roy(tabla), Ron Carter(b), Harvey Brooks(b), Dave Holland(b), Michael Henderson(el-b), Billy Cobham(ds), Al Foster(ds), Billy Hart(ds), Jack DeJohnette(ds), Airto Moreira(perc), Mtume(perc)

「ビッチェズ・ブリュー」、「ジャック・ジョンソン」、「オン・ザ・コーナー」期のスタジオ・セッションをまとめた盤

1①シタールとタブラでインド的な雰囲気。マイルスは登場場面が少なめな気がした。ジャケやタイトルから恐れたような大音量で迫ってくる盤ではなく、エスニックな繊細さを併せ持っていると感じた。1②繰り返しのリズムがグルーヴを誘うのだろうが私には退屈だった。2①ゴーアヘッドジョン(多分、コルトレーンではなくマクラフリン)は、英国出身なのでヤードバーズ系ロックギタリストの系譜かと思っていたが、どちらかというとカッティングを得意とする人のようだ。リーダー盤は今のところ聞く気になれないのでわからないが。不思議なソロもブルースは感じない。2②ロンリーファイアには昔のマイルスのロマンチックな面影が多少残っている。(hand)



JACK JOHNSON/Miles Davis

1970.2.18 & 4.7

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★

Miles Davis(tp), Steve Grossman(ss), Bennie Maupin(b-cl), Herbie Hancock(el-p), John McLaughlin(gr), Sonny Sharrock(gr), Michael Henderson(el-b), Dave Holland(b), Billy Cobham(ds), Jack DeJohnette(ds)

ボクサー映画「ジャック・ジョンソン」のサントラで、完全なるロック盤

アナログ片面1曲ずつでCDは全2曲。ボクサー、ジャック・ジョンソンの伝記映画のサントラだがそのために録音したのではなく、この時期マイルスが録りためていた録音からテオ・マセロの編集により作られた盤だ。①ライトオフはとことんハードでファンクな歌のないロックだ。②イエスターナウはややスローなプログレ風。いずれもこの手の内容が好きな人にはたまらない素晴らしさと想像する。マイルスのソロにジャズ的なものを感じはするが、バンドとしてのジャズは感じない。ギル・エバンスとの「スケッチ・オブ・スペイン」はクラシックに寄り過ぎて苦手だが、この盤はロックに寄り過ぎて苦手だ。(hand)



AT FILMORE EAST : IT'S ABOUT THAT TIME/Miles Davis

1970.3.7

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★☆

Miles Davis(tp), Wayne Shorter(ss), Chick Corea(el-p), Dave Holland(b), Jack DeJohnette(ds), Airto Moreira(perc)

ロックの殿堂、フィルモア・イースト初登場の記録

ロックの殿堂、フィルモア(この時はイースト)に初登場の記録らしい。ディジョネットのロックのリズムがバンドをリードする。ロックにエレキギターはマストかと思っていたが、そうではないようだ。チックの濁ったエレピがギターの役割なのだろう。ホランドのベースも全てがエレベではない。ショーターはこの盤をラストにウェザー結成に向かう。私の趣味としてはショーターのサックスの路線としてはこの盤のほうがウェザーより好ましい。ウェザーでのサックスにはあまりジャズを感じない。この演奏はロックでも、ソロにはジャズがある。マイルスは5年後に病気で一時引退するとは思えない元気さだ。31年後の2001年公表。(hand)



AT FILMORE WEST : BLACK BEAUTY/Miles Davis

1970.4.10

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★

Miles Davis(tp), Steve Grossman(ss), Chick Corea(el-p), Dave Holland(b), Jack DeJohnette(ds), Airto Moreira(perc)

イーストの1か月後にフィルモア・ウエストに登場。サックスはグロスマンに交代

フィルモア・イーストの1か月後のウエスト出演の記録。こちらは日本のみだが74年に公表されている。イーストとの違いは、ショーターが退団し、スティーブ・グロスマンが加入していること。ソプラノでイーストのショーター的なプレイで健闘している。何より違うのは、チックのエレピがより過激になったことだと思う。ギター的な立場でやりたい放題の感じだ。チックのコマネズミ的なバッキングをマイルスが気に入っていたかは微妙で、2か月後の「フィルモア」でキースとのダブルキーボードとなり、その後チックは退団している。当初は日本のみで発売されたらしい盤。(hand)



AT FILMORE/Miles Davis

1970.6.17-20

Columbia

おすすめ度

hand      ★★★☆

Miles Davis(tp), Steve Grossman(ss), Chick Corea(el-p), Keith Jarrett(org), Dave Holland(b), Jack DeJohnette(ds), Airto Moreira(perc)

フィルモアといえばこの盤として知られてきた盤

ロックの殿堂、東西のフィルモアに登場したマイルス。この盤は、東(3月)、西(4月)に続く東(6月)。4日間のライブがアナログ1面ずつに1曲として入り、それぞれの曜日がタイトルになった2枚組CD。キーボードがチックだけの3,4月のロスト・クインテット的な演奏に比べ、キーボードにキースが入り、ワウワウギターのような演奏をしているのでかなり雰囲気は変わった。単純化すれば、ロックドラムにファンクベースにワウワウ的キーボードというリズム隊に乗って、自由に吹きまくるマイルスという構図だろうか。演奏全体にジャズはほとんど感じない。ライブなので「ジャック・ジョンソン」に比べれば、ごちゃごちゃ感は弱く、やや聞きやすいとも言える。現在は、曜日別のタイトルを詳細化し、「ブラック・ビューティ」の翌日4月11日のウエストの演奏を加えた4枚組「ブートレグシリーズVol.6アット・ザ・フィルモア」も出ている。(hand)