ウィントン・ケリーの発掘盤など、追加記載をまとめています。
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1965年3月
1967年10月
Phono
おすすめ度
hand ★★★
Wynton Kelly(p),Roy Eldridge (tp:tracks: 6 & 7),Cecil McBee (b:tracks: 1 to 3), Paul Chambers(b:tracks: 4 to 7),Jimmy Cobb(ds)
65年と67年の放送用録音なので、音はいい。①②③が67年10月、④⑤⑥⑦が65年3月いずれもボストン録音。ベースは前半がセシル・マクビーで後半がチェンバース。ドラムはコブだ。⑥⑦はトランペットのロイ・エルドリッジとの共演で本盤のみで聞かれるもの。放送録音はキレイなのだが、ピアノの音の線が細く感じる。①コンファーメーションと表示されているが似た別の曲。ケリーは元気だ。②オールド・フォークス、バラードだがスインギーでゴージャスな感じだ。③スピーク・ロウ、得意曲を速く演奏。マクビーとコブも好調だ。なぜか後テーマでフェイドアウト。放送時間終了か?④ブルース・オン・パーパスは最後に長いインタビューが入っている。⑤イフ・ユー・クッド、バラードで出来はいい。⑥⑦のロイは、やはり想像どおり、やや時代遅れの感じだ。スイング時代は最重要トランペッターだったロイだが、モダンの波にはうまく乗れていない。⑦はメドレーとなっていて3曲も表示されているが、2:14と短く、ハッケンサックのみが聞かれる。(hand)
Wynton Kelly(p),Paul Chambers(b),Jimmy Cobb(ds)
海賊盤らしいジャケ。マニア以外の誤購入を避けるため、正規盤の振りをしている盤よりもずっといい。①②1965年と③④67年ニューヨーク、⑤⑥69年シカゴのライブでポール・チェンバース、ジミー・コブとの黄金のトリオ。音は割といい。タイトルの①ケリー・ブルースは、名盤「ケリー・ブルー」と紛らわしいが、68年の「オン・パワーツリー」にも入っているケリーズ・ブルースと同曲で、内容もいい。ベースが強力だ。②ブルー・ポールは、ブルース・バイ・ファイブのような曲で、ケリーは元気だ。③④はグリーンドルフィンのリハーサルで③はやや音が悪い(アナログ起こし?)。⑤ハウス・オブ・カーズは、ジャズロックでやや音が悪いがケリーは頑張っていて内容はいい。残念ながらフェイドアウト。⑥ハートに火をつけて、はドアーズの有名曲をジャズロックで。⑤⑥もアナログ起こしと思われる。(hand)
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