Wynton Kelly おすすめCD:サイド参加名盤アルバム編

ディジー・リースの滋味なる名盤に参加

ウイントン・ケリーのおすすめCDサイド参加盤です。

名盤請負人と言われた彼は多くの名盤のピアニストを務めており、それぞれのアーチストにとっての代表作となる作品でピアノを弾いています。文句なしの五つ星盤も多く、ここですべては紹介しきれません。その中でも、必聴盤を厳選して紹介していきます。


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タイトル下の日付は録音日です


Dizzy Atmosphere/Lee Morgan&Wynton Kelly ディジー・アトモスフェア

1957年2月18日

specialty

おすすめ度

hand ★★★★

しげどん ★★★★☆

ショーン   ★★★★

Lee Morgan(tp),Al Grey(tb),Billy Mitchell(ts),Billy Root(brs),Wynton Kelly(p),Paul West(b),Charlie Pership(ds)

若手中心ながら迫力ある。特段のリーダーがいないのにこのまとまりは素晴らしい。(hand)

ガレスピーバンドのいわゆるボス抜きセッションだが、ケリーがリーダーかのようなノリノリの演奏。幻の大名盤とされてきた一枚だが、内容は屈託のないジャムセッション。でもそれぞれのソロはさすがに素晴らしく、楽しめる一枚。(しげどん)

スタンダード曲は聴く側にとって、安心感を与える反面、新鮮さに欠けるところがあるが、リーモーガン がソロを展開すると、新しい息吹を与えられて、違った曲の様に聞こえるから不思議だ。当時20代中心のメンバーの中にあって、18歳のリーモーガン が健闘している。(ショーン)



Lee Morgan Vol3  リー・モーガン 第三集

1957年3月24日  Blue Note

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

アイ・リメンバー・クリフォードの名演で知られるリー・モーガンの絶対的な名盤にして人気盤。

それををささえたウイントン・ケリーの名演。(しげどん)

 

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IN CHICAGO/Cannonball Adderley   キャノンボール・イン・シカゴ

1959年2月3日  Mercury

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

キャノンボールとコルトレーンの代表的な共演盤。

ケリーのピアノのプレイは、どんなパートナー、どんな曲にも合わせられ、心地良く耳に優しい。LPではA面、B面のそれぞれ中間にスローナンバーを配し、アルバムとしての完成度も高い。(ショーン)



Soul Station/Hank Mobley     ソウル・ステーション/ハンク・モブレー

1960年2月7日

Blue Note

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

ゆったりと大人の雰囲気で始まるハンクモブレーの代表盤。ウィントンケリーの最も得意とするスピードに多彩なフレーズ、小粋なメロディがこれでもかと続き、価値を高めている。完成度高いアルバムで、疲れた日の夜向き。(ショーン)



Blue Moods/Blue Mitchel  ブルー・ムーズ/ブルー・ミッチェル

1960年8月24日、25日

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★★

澄み渡るブルーミッチェルのトランペットとケリーの相性はすこぶる良い。メロディはとても美しく、どことなくクラシカルな気品のあるフレーズ満載で、JAZZを超越した傑作といえるアルバムだろう。(ショーン)

hand氏に教わるまで知らなかったが、勧められて聴いて一曲目から感動した。アイル・クローズ・マイ・アイズは落涙ものの名演。隠れ名盤かもしれないが必聴の名盤。(しげどん)



Full House/Wes Montgomery  フル・ハウス/ウエス・モンゴメリー

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★★

ショーン ★★★★☆

言わずもがなの超名盤。多分、ジャズギターの最高名盤。CDに入っている別テイク(特にボーントゥビーブルー)も含め、すべてが素晴らしい。(hand)

1曲目の表題曲から、テナーとギターの印象的なフレーズハーモニーで惹きつけられる。ポールチェンバースの硬質で引き締まったベースラインとキレのあるジミーコブのドラムプレイに支えられ、どの曲も最高の出来に仕上がっている。JAZZ初心者でも間違いなく没入できるウェスモンゴメリーにとってもベストアルバムだろう!(ショーン)

 



On The Trail/Jimmy Hearth  オン ザ トレイル/ジミー・ヒース

1964 Spring

Riverside

おすすめ度

hand ★★★★

しげどん ★★★★

ショーン ★★★★☆

Jimmy Heath(ts), Kenny Burrell(gr), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Albert Heath(ds)

オンザトレイルがかわいらしい。品行方正なヒースの名盤 (hand)

ジミーのエコーの効いたテナーは素晴らしい!異国の暗さを感じる2曲目が面白い。アルバムの評価としては、ベースもそれなりに良いが、やはりジミーとケリーの良さが際立つ。(ショーン)

 



WYNTON KELLY: そのほかのサイド参加した名盤

  ウントン・ケリーのサイド参加盤は、まだまだたくさんあります。主なものだけを載せておきます。

この他にもいろいろあり、例えばSONNY ROLLINS、CANNONBALL ADDERLEY、DONALD BYRD などの名盤にも参加しています。

Go/Paul Chambers

これも同じく楽しいボス抜きセッション

おすすめ度

hand ★★★

しげどん ★★★★

ショーン ★★★★★

STAR BRIGHT/Dizzy Reece

滋味あふれる名盤   アイル・クローズ・マイ・アイズは、ブルー・ミッチェル盤と双璧

おすすめ度

hand ★★★★

しげどん ★★★★☆

Out Of The Blue/Sonny Red

ケリーの熱演が有名で、ソニーレッドの代表作=名盤化。

おすすめ度

hand ★★★★

しげどん ★★★★☆


Booker Little

夭折したリトルの代表作。ウイントン・ケリーは2曲で参加。

おすすめ度

hand ★★★★

しげどん ★★★★☆

ショーン ★★★★★

IN PERSON/Miles Davis

説明不要なマイルスの名盤に参加。

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★

ショーン ★★★★☆

SMOKIN' AT THE HALF NOTE/Wes Montgmery

ウエスとのもう一枚の熱い共演ライブ。これも名盤だ。

おすすめ度

hand ★★★★★

しげどん ★★★★

ショーン ★★★★☆